患者さんの声「私のがん体験記」

患者さん の体験談

患者同士の支えあいの場で元気になれた

患者会スタッフの一員としての活動が心の励み

執筆者 : 本人
性別 : 女性
年齢 : 52歳(診断を受けた時の年齢42歳)
疾患名 : 子宮体がん(広汎性子宮全摘出、抗がん剤治療)

重く苦しい気持ちだったが・・
生理中のような出血がいつまでも終わらない状態が続いていましたが、「生理不順による不正出血かな…明日には終わるかも…」と不安な気持ちを持ちながらも、婦人科を受診する決心が出来ずに4ヶ月が経過しました。ある日、親戚の看護師さんからのアドバイスに背中を押され、開業医で診察を受けました。検査の結果は子宮体がん。夫にはすぐに報告が出来ましたが、両親には、心配させたくないという強い思いから、入院する直前まで病気のことが言えませんでした。
大きな病院での手術は無事に終えましたが、思いも寄らない抗がん剤治療スケジュールの話が主治医からあり、がん告知よりも私の心に強烈な衝撃が走りました。
抗がん剤治療による脱毛、吐き気、卵巣欠落症からくる激しい発汗には、体力も気力も奪われました。また、手術の数年前に不妊治療をしたものの、赤ちゃんに巡り会えなかった私にとっては退院後、小さな子どもの姿を目にしたり、声が聞こえることさえも辛く、避けて通りたい光景となりました。女性として大切な子宮を失ったことで、強い喪失感から心が押しつぶされそうな日々でした。

気持ちがわかり合える仲間と出会えて
ある日、外来待合室に「がん患者会設立のスタッフ募集」のチラシがあり、担当医師に参加したい旨を伝えました。集まったスタッフとは初対面でしたが、同じような治療を経験していることから、一人で抱えていた不安や体調不調の悩みを、素直に話すことが出来ました。お互いに気持ちがわかり合えるスタッフと出会えて、心の中のモヤモヤが軽くなっていきました。
スタッフの一員として、また患者のひとりとして患者さんと気持ちを分かち合いながら、正しい医療知識を学べる患者会に参加しております。

 

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