患者さんの声「私のがん体験記」

患者さん の体験談

患者同士の支えあいの場で元気になれた

がん患者として私なりに生きる

執筆者 : 本人
性別 : 女性
年齢 : 50代後半(診断を受けた時の年齢50代前半)
疾患名 : 乳がん

つらかった治療の副作用
6年前職場の定期検診(乳がん)で、「影があるね」と言われたのが始まりでした。5月に手術、放射線治療、化学療法を行い、放射線療法は月曜から金曜までの週5日の治療を5週間続けました。化学療法は自分から「私抗がん剤をします。」と言ってお願いましたが、1回目治療の副作用がつらすぎて「こんな思いをするんだったらひと思いに死んでしまいたい」と夫に口走ってしまいました。その時夫からは、「みんなが一生懸命してくれているのに。」と言われ、ハッと我に返りました。「自分が決めたことだから最後まで頑張らなければ」と治療への思いを新たにしました。

サバイバーとして職場復帰したけれど・・
自分の顔も見たくない、他人にも見せたくないそんな日が続きました。もう1つの抗がん剤(分子標的薬)の時には、皮下埋込型ポートを設置して約1年間の治療を行いました。治療のために約10か月間休職していましたが、4月1日に職場異動となり、新しい職場で復職をしました。休職中に私の体力は想像以上に低下しており、身体がなかなかついていけず歯がゆさだけが日々募っていきました。仕事復帰後も3週間に1回の頻度で化学療法を続けていたため、4月から12月まではその都度病休をもらって通院しました。がん患者として働き始めましたが、職場のスタッフには私を患者として見てくれる人もいれば、そうでない人もいました。風当たりがかなり強い人からの言葉に家に帰ってからため息が出て、眠れない日々もありました。しかし、無理をさせまいと気遣ってくれるスタッフが多かったことは、私にとって大変ありがたいことでした。

がん患者でもしっかり仕事ができます!
患者として治療しながら復職するには、相当の覚悟が必要だと強く感じながら4年間働きました。がん患者でもしっかりと仕事ができるんだということを少しでも多くの人に分かって欲しいという気持ちで頑張った4年間でした。
支えてくれた皆さん、どうもありがとう!

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